宮島沼早朝 090403 まだ暗い朝４時前に家をでて、東方向５０ｋｍの宮島沼に１時間車を進めた。 月形大橋鉄橋にたどり着いたのは日の出直前の５時頃だった。 突然、宮島沼方向から沸いたマガンの大群が風きり音が聞こえるほどの頭上至近距離を次々に通過した。 狭い鉄橋の上では車を停めることもできず、写真が撮れず仕舞いだったのが残念だった。 石狩川に沿った道路脇に車を停めて、昇り始めた朝日を背景にはるか遠方を群舞するマガンの飛翔を夢中で撮った。 やがて到着した宮島沼には先着撮影者は４人、長大の交換レンズでマガンや白鳥を狙っていた。 岸辺には薄氷が張り、無風だったが指が悴んで、レンズ交換どころかシャッターを押すのにも不自由した。 ６時半には堪えきれずに退却した。 宮島沼の学芸員の話ではマガンは現在２万羽ほど滞在しているが４月末から５月頭には全数がシベリヤへ戻るそうだ。

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