後志バツツアー 091023 倶知安出身の小川原脩、岩内出身の木田金次郎そして共和出身の西村計雄の美術館を訪ねた。 それぞれの美術館にはそれぞれの画伯の画風変化が分かるように陳列してあったが正直、余りよく分からなかった。 木田金次郎が有島武郎の「生まれ出づる悩み」のモデルであったことは承知していたがそれ以外は今回のツアーで知ったことが多かった。 西村計雄画伯がビデオ内で語っていた、フランスに来る日本の画家志望者が巨匠の絵の模写の粋に留まっている状況に、「模写だけなら今は写真を撮れば済む、自分は自分が感じたモノを表現する」は画家志望者ならずともドキットする警句だ。 どこの美術館も時節柄運営に苦労していると聞いたので貧者の一灯を喜捨させて頂いた。 年末に来る絵好きな孫の為にスケッチ用の鉛筆2種を買った。 中山峠までは快晴だったがニセコパノラマラインから天気予報通りの雨になった。 岩内での昼食を挟んでの3美術館巡りの後は余市のニッカウイスキーで試飲してから6時半に無事帰宅できた。 羊蹄山 中山峠より
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