ジャガイモの花

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        北広島市の種苗管理センターの「原原種ジャガイモ」(農家が植える種ジャガイモの元)の花です


 「原原種ジャガイモ」は都道府県に売られそのイモを「原種」として種イモ農家が栽培し、そこで収穫されたイモを買った
 一般農家が栽培する、ここでようやく我々消費者が買える、食べれるジャガイモ登場と言う仕組みだそうだ。
 当日農場をご案内頂いた井上技官によると、ジャガイモの原産地は南米アンデスの高原だそうだ。
 日本では北海道など寒地の植物と誤解されるが「出島」という長崎産のジャガイモもあるそうだ。
 北広島の種苗管理センターでは50〜60種のジャガイモ原種を持っている、天候や嗜好の変化に対応した新種を
 作るにはもっともっと必要なんだそうだ、ジャガイモを大量に食する英米独では遥かに多くの原種を持っているそうだ。

 「ジャガイモは病気に極端に弱い作物なんだそうで、1,000分の1以下の罹病率のジャガイモでないと種苗センター
 から出荷できない仕組みなっている」と聞いて驚いた、そのせいか農場見学の際には特別な長靴に履き替え、更に
 しっかり消毒してから農場に入れて頂いた。

 最近、種苗センターでは花観賞専門のジャガイモ研究も初めているそうだ、期待して待ちたいものだ

   ジャガイモについての超お勧めリンク ジャガイモ博物館 http://www.geocities.jp/a5ama/

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